あなたの会社は朝礼で持ち回りのスピーチをする習慣がありますか?
あがり症であれば、毎回、辛い思いをしているのではないでしょうか?
私の会社でも、部署は異なりますが、毎朝の朝礼で持ち回りで軽くスピーチをするという時間があります。
3年程前まで、私はまだ完全なあがり症でしたので「絶対にあの部署にだけは配属されたくない!」と強く祈っていました。
朝礼の度に緊張してストレスを抱えていては損。
しっかり対策をしてストレスフリーな毎朝を迎えましょう。
この記事では、人前で緊張してしまう原因の解説と、朝礼で緊張しないための方法をお伝えします。

朝礼でスピーチする日に限って体調を崩して欠勤していた人もいました。おそらく仮病。それほど嫌だったということですね。
この記事の目次
人前でスピーチする朝礼は緊張して当たり前
まず、あなたにお伝えしたいのは、人前で緊張するのは当たり前だという事。
私たちの先祖はつい数千年前まで、猛獣に襲われる存在でした。
猛獣に襲われて危険を感じると人間の体はアドレナリンを分泌し、臨戦体制となり、鼓動が早くなったり、足や背中に血液が送られ汗をかいたりといった症状が出てきます。
人間の自然な防衛反応、これが緊張の正体。
このことから、根本的な対策の考え方としては2つになります。
1.周囲を味方にする(心を許す)
2.自分を守ろうとしない(自意識過剰をやめる)
とはいえ、難しい、というのが本当のところではないでしょうか。
では、現実的に取り組みやすく効果がわかりやすい対処法を10個ご紹介していきます。
朝礼のスピーチで緊張しない方法10選
左手の薬指を握る
不思議なことに、左手を握るだけで緊張が解けてリラックスできます。
原理はわかっていませんが実証済みです。
ツボを押す
合谷(ごうこく):親指と人差指の分かれ目にあるくぼみ。リラックス効果。
左右どちらでもかまいませんので、逆の手の親指で少し痛いくらいまで押し込みます。
また、ツボを押している事がバレずにさりげなく押せるので、恥ずかしさを感じることがありません。
深呼吸をする
1回で充分緊張をほぐす効果があります。
ラジオ体操のように手を回す必要なありませんが背筋は伸ばしましょう。
まず肺の空気を全て吐き切ってから、ゆっくり息を吸って肺、そして下腹部を意識して空気を入れる。
そしてまたゆっくり吐くという順番が無駄がなくおすすめです。
普段の会話よりもゆっくり話す
緊張すると、自分では解らず、いつもよりも早口になってしまいますので、少しゆっくり話してやっといつも通りのスピードで話せている状態。
一度あなたのスピーチをボイスレコーダーで録音してみると実感できます。
できれば、事前に練習をしておいたほうが良いので、▼こちらの記事を参考に練習をしてみてください。
参考:プレゼンで緊張し早口になる人は必見!焦らずゆっくりしゃべる練習方法。
視線を下げない。むしろ聞く人の頭の上あたりを見る。
視線を下げると自信がなく卑屈な印象になるうえに、声が通りづらく聞きとりにくくなってしまいます。
せっかく頑張って話しても聞こえないのでは無駄になってしまいます。
目を直接みると緊張感が増しますので、視線を聞く人の頭の上あたりまで上げるようにしましょう。
堂々と身振り手振りを使う。
体を大きく使って身振り手振りを使うだけで不思議と説得力が増します。
やったことがない、という人は、できると信じてやってみると新たな発見があるでしょう。
話すことを箇条書きで書いたメモを持っておく
朝礼ごときでカンペなんて、と思うかもしれませんが、緊張すると脳の記憶中の記憶装置である海馬の働きが悪くなり記憶力が落ちます。
悪い事ではないので準備しておきましょう。
お決まりの型をつくる
まずは自己紹介から始まり、天気の話、今日の為替、昨日との比較、昨日のニュースの話、そして本題のネタ。
最後は必ず「本日の朝礼のスピーチは以上となります。ご清聴ありがとうございました。お辞儀」
というように型を決めてしまえば、同じ部分は勝手に慣れていき、毎回考える事が減りかなり楽になります。
自分の味方をみつける
一般的にその場にいる3割は味方、3割は無関心、3割は批判的だといわれていて、緊張しやすい人はわざわざ批判的な人を探す癖があります。
批判的は人は気にしないで、だれが3割の味方なのか、その人に向けて話すと良いでしょう。
まずいと思ったら、自分の状況をそのまま口に出す
かなり緊張したら「かなり緊張しています。」言い間違えたら「言い間違えました。」
話そうと思っていた事を忘れたら「話そうと思っていた事を忘れてしまいました。」と言う。
緊張が解消されて冷静さを取り戻すことができます。
朝礼のスピーチはやる意味があるのか?
朝礼なんて古臭い習慣、毎日苦痛なだけなのにやる意味あるの?
みんな迷惑しているし、今すぐやめるべきだ、という人がいます。
本当にそうでしょうか?
確かに他のもっと生産性が高く成果に直結する仕事を優先している会社は沢山あります。
しかし、少なくとも、人前で話すトレーニングをする観点でみると、絶好の機会だといえます。
なぜなら、失敗しても金銭的な損失が無いから。
つまり、思い切って失敗できるしトライできるという事。
プレゼンや商談で失敗する事と比べるとおわかりいただけるでしょう。
失敗を恐れるなとは言いつつも、多額の金銭が動いていれば、それだけ失敗が怖くなってしまうもの。
つまり、朝礼は会社が担保してくれた、プレゼンや商談の練習の場であると捉えるべきです。
そう考えると、あなたはとても恵まれた環境にいるのです。
説得力のある話し方、人の心を動かす話し方、笑いをとる話し方、人々を導く話し方、そういった、これからの時代に必要となる話し方を磨くチャンスです。
とはいえ、毎回緊張して嫌なストレスを抱えて朝を迎えるのは辛いですよね。
そこで、あなたがまず取り組むべきは、ずばり、あがり症の克服。
あがり症の克服の手引きとして、おすすめしているのは、あがり症の改善に特化した専用の教材。
一般書籍にはない情報の質と量があり、セミナー等へ足を運ぶ煩わしさもありません。
有名な教材はいくつかありますが、その中でもオススメは▼こちら。
トレーニング開始から5分?60分程度で「あがり症」を改善!?行列のできる、とよだクリニック監修【あがり症改善プログラム】
値段が手ごろな割に情報量が多く、私自身、これをまず使用してあがり症を克服することができました。
その後、ブログを書くために他の教材も購入しましたが、やはりこれがベストです。
まとめ
朝礼でスピーチをするのが嫌だなあと、会社へ行く気力も無くしていませんか?
誰でも人前では緊張するもの。
今回ご紹介した緊張しないためのテクニック10選を試して朝礼を乗り切ってください。
また、朝礼はリスクゼロでスピーチの練習ができるという絶好のチャンスでもあります。
この機会をストレスなく充分に活かすために、まずは、真剣にあがり症の改善に取り組むべき。
あがり症を完全攻略し、人生、次のステージへ進んでいきましょう。
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